13日
夜俺が寝ていると明明がバイトから帰って来た。
バイト中に怪我をしたらしい。
寝惚けていたのもあって聞き流したら泣いてしまった。
朝は起きたが雪の為走らず。
昼前にちょっと昼寝してたら明明に起こされる。薬買って来て、と。
顔を見ると、右目の下辺りに痣が出来ている。
打撲に因って内出血した様だ。
近くのドラッグストアに行ってみたが、湿布は全て目の周りには使用禁止と書かれている為断念。
店員に聞いても、冷やす位しか方法は無いとの事。
ピアノ行った。
藤本さんから飲みに誘われたけど、煙草の誘惑に負けて又吸ってしまいそうな気がしたので断った。
14日
明明の痣が酷くなった。
近くの総合病院の時間外受診に行ったが、受付で時間外だと一万円掛かる事が判明し、受診せずに帰って来た。
洗濯したり掃除したりして気分さっぱり。
クリーニング屋にも行ったが日曜は休みだった。
なんか行動的になれる気分だったので、今迄面倒臭くて保留していた、確定拠出年金の脱退一時金申請と、厚生年金基金一時金受給請求の書類を半日くらい書けて作成してポストに投函して来た。
その一環で近くの地区センターという所で住民票の写しが発行出来る事を知った。
夜、明明にニンニクの皮剥き作業を頼まれた。
イヤホンで音楽を聴きながらのんびり作業。
で、終了後に明明が一言。
「時間が掛かり過ぎ。この程度の事は普通一時間で終わる事。あなたは三時間掛かった。もっと効率を考えないと駄目。」
まあ実際三時間も掛かってないし、初めてでコツが分からない作業だったし、第一俺の中でこの作業にスピードを求めてなかった、てのもあるんだけど。
しかし彼女は労いの言葉一つなく、頭ごなしに駄目出しである。
これにカチンと来て又喧嘩。
で、あなたとはきっと結婚出来ない、俺ももう付き合ってられないという事になり、別れる事にした。
でも陳さんは俺ん家に住み続ける気でいらっしゃるらしい。
もう思考回路が理解出来ません。
15日
陳さんは顔の痣を気にしていらっしゃるようで、学校を休んだ。
株は先週末の方法を今日も実践してみた。
やや負け。
やっぱやり方が良くないのかなぁ。
昼休みに又病院に行った。
相談窓口でどの診療科を選べば良いか相談した所、薬とかは無くて、冷やす位しか手は無いとの事。
強いて言えば顔の事だから形成外科に行って下さい。うちは形成はありません、だって。
陳さんは「日本の医者はこの程度の怪我も治せない」と文句を宣ってらっしゃった。
夜はバイトに行った模様。
でもいつもよりも家を出る時間が早い。
きっと夕方に電話していた男と会ってらっしゃるんでしょう。
もう俺には関係無いが。
I'm no longer related.